住宅ローン変動金利引き上げ
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、
三井住友信託銀行、りそな銀行大手5銀行が、
変動金利で住宅ローンを借りている既存契約者の
10月からの金利を0.15%程度引き上げることを決定しました。
9月の短期プライムレート0.15%引き上げを反映するそうです。
大手5行の変動金利は借入年月から5年間(以降5年ごと)は
金利が変動しても毎月の返済額は見直されませんが、
返済額の内の利息分には反映されるため、
金利が上がると元金の減りが遅くなります。
(分かりやすい例)
金利が上がる前:毎月返済額10万円(元金3万円、利息7万円)
金利が上がる後:毎月返済額10万円(元金2万円、利息8万円)
長い目で見て金利が上がっていった場合に
上記例のように利息が増えて毎月返済額が変わらないと、
最終返済月が元金を全額返済するために
何十万、何百万という返済額になるとも限りませんので、
そうならないように5年ごとに毎月返済額を見直します。
その際は見直し前の返済額の25%増が上限となります。
毎月返済額が増えて返済できなくなることを防ぐ措置です。
※大手5行以外(地銀やネット銀行など)では
見直し期間5年を設けていない銀行があり、
その場合は金利の上げ下げが毎月返済額に随時反映されます。
今回は既存契約者の金利引き上げということですが、
今後は新規契約者への適用金利も上がる可能性が高く、
一旦金利を上げると銀行は金利を上げやすくなります。
たかが0.15%、されど0.15%です。
一円を笑う者は一円に泣く、に通じるものがあります。
住宅購入検討中の方は金利上昇前の決断が理想です。
とはいえ慌てて負動産を購入することがないよう、
くれぐれもお気をつけください。
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